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日高剛

日高 剛(ひだか たけし、1977年8月15日- )は、オリックス・バファローズに所属するプロ野球選手(捕手)である。背番号は27。

目次 [非表示]
1 来歴
1.1 プロ入り前
1.2 プロ入り後
2 プレースタイル
3 詳細情報
3.1 年度別打撃成績
3.2 年度別守備成績
3.3 背番号
3.4 個人記録
4 脚注
5 関連項目


来歴 [編集]
プロ入り前 [編集]
福岡県北九州市小倉北区出身。ソフトボールで体が大きいからと捕手を務めてから、一貫して同じポジションを守っている[1]。九州国際大付高校から1995年のプロ野球ドラフト会議においてオリックス・ブルーウェーブから3位指名を受け入団。

プロ入り後 [編集]
3年目の1998年に中嶋聡が西武ライオンズにFA移籍し、三輪隆がプロ野球脱税事件により出場停止というチーム状況に伴い一軍昇格。その後、三輪復帰までの正捕手を期待された高田誠の打撃不振もあり、それまで一軍出場は1試合もなかったが強肩とパンチ力のある打撃を武器に正捕手となった。しかし、打撃はパンチ力がある一方で確実性に欠け、常時バスター打法をするなど試行錯誤をしたが2割前後の低打率が続いた。

2001年にわずかながら課題を克服し、.247と打率が上向いた。2002年は打率.193に低下したが初の2桁となる12本塁打を放ち、チーム唯一の長打力がある日本人選手という信頼を得た。2003年には初めて打率.250を超えたものの、共にプロ野球史上ワーストのチーム防御率5.95、シーズン927失点を記録するなど投手陣が崩壊し、正捕手としてリード面での責任を問われた。2004年は後半打撃好調で自己最高の打率.275を残した。ここまでの間、打撃は進歩を見せたものの守備では目立った成長が見られず、盗塁阻止率も強肩のわりになかなか上がらなかった。

2005年には分配ドラフトによりオリックス・バファローズと契約。的山哲也というライバルが加わったが正捕手は譲らず、強力になったリリーフ陣を引っ張り守備面での信頼を回復した。しかし今度は打撃成績が落ち込み、打率は再び.250を下回り、本塁打も1本だけだった。2006年はスタメン出場が初めて100試合を超え、4割以上の盗塁阻止率を記録したが打撃成績は前年と大差がなかった。同年FA権を取得し、オフにFA宣言。地元球団であり選手層が薄いソフトバンク、控え捕手に不安のある読売ジャイアンツが獲得に動くのではないかと噂されたが、他球団からのオファーはなくオリックスに残留。2007年はFA残留を想定していなかったためか、コリンズ新監督のシーズン当初の構想から外れ、自身も打撃不振で9月末にやっと2割台に乗せる低打率に終わった。

2008年は的山がソフトバンクに移籍したため、正捕手としての座がより強固な物になった。5月25日の横浜ベイスターズ戦では1試合5安打を記録。前半戦は3割近い打率をキープし、同年のオールスターにも出場、第2戦で巨人のマーク・クルーンが投げた161km/hの速球を右中間スタンドに運ぶ本塁打を放った。最終的に自己最多の134試合に出場し、プロ13年目で初の規定打席到達。6年ぶりの2桁本塁打となる自己最多の13本塁打、打率.269、チームトップの18犠打と自己最高の打撃成績を記録した。守備面でも開幕前の構想に居た先発投手が相次いで離脱する中、経験や実績に欠ける先発陣を破綻させることなく引っ張った。一方で、捕手としてリーグワーストの6失策、盗塁阻止率も規定試合数に到達した捕手の中では両リーグ通じて最低の.221に終わった。

2009年、前任の北川博敏から指名を受け選手会長に就任。開幕スタメンで出場、4月23日の西武戦では自身初となるサヨナラ本塁打を放つ(エイと打ったらピョーンと入ったとコメント。またこの日は、チーム13年ぶりのトリプルプレーも達成している)。しかし、前年の打撃好調とは打って変わる不調、正捕手としてはチームの深刻な投壊を阻止できずにチーム防御率は悪化、さらに7月7日に右太もも裏痛で登録抹消。その後、8月23日に復帰するも復調せず、2000年から続けてきた100試合出場もこの年で途切れることとなり、正捕手の不在はこの年のオリックス投壊の要因の一つとなってしまった。

プレースタイル [編集]
打撃面では意外性がセールスポイントと自ら語るように打率は低いがパンチ力が有り、捕手としては比較的珍しい左打ちである(2009年現在、現役選手では他に阿部慎之助、橋本将などがいる)。守備面では強肩で外角攻めを中心としたリードをする。

オリックス黄金期の正捕手中嶋聡の移籍後から常に正捕手を務めており、オールスターにも監督推薦で5度出場している。しかし、打撃と守備をシーズン通して両立できない欠点が有る。

トータルの打撃成績は良くないが、福岡ソフトバンクホークス戦には強く決勝打を打つことも多いことから、ソフトバンク贔屓の野球解説者が「ホークスは一番日高に打たれているインパクトが強い」と語ることも少なくない。

詳細情報 [編集]
年度別打撃成績 [編集]

度 球
団 試
合 打
席 打
数 得
点 安
打 二

打 三

打 本

打 塁
打 打
点 盗
塁 盗

死 犠
打 犠
飛 四
球 敬
遠 死
球 三
振 併

打 打
率 出

率 長

率 O
P
S
1998 オリックス 78 197 180 16 41 10 0 2 57 14 1 1 5 0 11 0 1 42 3 .228 .276 .317 .593
1999 96 267 239 22 44 12 0 3 65 31 0 1 9 3 13 0 3 50 3 .184 .233 .272 .505
2000 101 307 256 31 52 9 0 6 79 34 1 1 11 2 35 0 3 34 6 .203 .304 .309 .613
2001 129 420 376 33 93 15 3 8 138 37 1 2 16 2 22 0 4 63 6 .247 .295 .367 .662
2002 124 377 336 34 65 14 2 12 119 36 1 0 9 0 29 2 3 65 7 .193 .264 .354 .618
2003 118 355 321 29 86 14 2 9 131 37 0 1 10 3 16 0 5 69 3 .268 .310 .408 .718
2004 114 375 324 42 89 18 2 5 126 38 0 2 16 4 29 2 2 43 9 .275 .334 .389 .723
2005 103 297 253 20 55 17 0 1 75 31 1 1 19 2 23 2 0 51 4 .217 .281 .296 .577
2006 115 349 304 23 73 11 0 1 87 29 3 0 11 2 28 0 4 53 8 .240 .311 .286 .597
2007 109 282 253 19 51 15 0 5 81 25 0 0 14 3 10 1 2 43 7 .202 .235 .320 .555
2008 134 474 417 44 112 27 1 13 180 47 1 4 18 3 28 3 8 67 11 .269 .325 .432 .756
2009 93 315 295 22 75 15 0 5 105 34 1 2 2 2 13 0 3 36 12 .254 .291 .365 .647
通算:12年 1314 4015 3554 335 836 177 10 70 1243 393 10 15 140 26 257 10 33 616 79 .235 .291 .350 .641

2009年度シーズン終了時
年度別守備成績 [編集]
年度 試合 刺殺 補殺 失策 併殺 捕逸 守備率 企図数 許盗塁 盗塁刺 阻止率
1998 76 317 38 3 5 6 .992 47 31 16 .340
1999 94 404 71 6 11 1 .988 82 54 28 .341
2000 101 533 48 2 10 6 .997 64 42 22 .344
2001 127 822 65 9 10 7 .990 94 65 29 .309
2002 110 658 53 1 11 4 .999 64 40 24 .375
2003 108 649 64 4 16 4 .994 110 78 33 .297
2004 113 643 60 3 17 3 .996 73 46 27 .370
2005 103 556 32 4 9 1 .993 53 38 15 .283
2006 112 525 54 4 7 0 .993 64 38 26 .406
2007 107 561 51 1 4 1 .998 78 52 26 .333
2008 129 782 57 6 5 2 .993
2009 87 523 37 2 6 1 .996 60 46 14 .233
通算 1267 6973 630 45 111 36 .994

背番号 [編集]
47 (1996年 - 2003年)
7 (2004年)
27 (2005年 - )
個人記録 [編集]
初出場・初安打:1998年4月16日、対千葉ロッテマリーンズ2回戦(グリーンスタジアム神戸)、5回裏に代打出場、小宮山悟から安打
初盗塁:同上、5回裏に二盗
初打点:同上、9回裏に小宮山から
初本塁打:1998年7月16日、対日本ハムファイターズ16回戦(東京ドーム)、11回表に黒木純司から
1000試合出場:2007年5月17日、対福岡ソフトバンクホークス11回戦(福岡Yahoo!Japanドーム)(416人目)、7回裏から捕手として出場
脚注 [編集]
^ 「現役の皆さんに聞きました キャッチャーの魅力を教えてください」 『週刊ベースボール』2009年6月1日号、ベースボール・マガジン社、2009年、雑誌20441-6/1、20-21頁。

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